「松本人志」騒動の思わぬ余波 “特需”に沸くアテンダー業界に殺到する「懲りない客」たちの素性とは

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 いまも収まる気配を見せないダウンタウン・松本人志(60)をめぐる“騒動”のウラで、思わぬ「特需」に沸く業界がある。騒動以降、「素人と遊ぶのは何かとキケンだ」と感じた芸能関係者が“その道のプロ”である「アテンダー」を介したアソビに続々と移行。しかも驚くのは、その“関係者”が「渦中のアノ業界」の人たちというのだが……。

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 さすがに芸能人もいまの時期、“火遊び”は控えているだろう――。多くの人がそう考えるなか、「そんなことは全然ない」と話すのは、20年近くのキャリアを持つ現役アテンダーである。

「松本さんの性加害疑惑をめぐる報道以降、私を含め、周囲のアテンダーたちに芸能関係者からの問い合わせが増えています。話を聞くと、『自分たちで素人の女性を集めて遊ぶと、あとで女性から何を言われるか分からない恐怖がある。どこかに所属していたり、仕事として割り切っている女性であれば、その点は安全と思って連絡した』といった内容が多い。仲間内ではいま、“業界に特需キタ!”との声が上がっています」

 アテンダー業とは、ひと言でいえば、ヒトを介したマッチングアプリやパパ活の“高級バージョン”に相当する。実際、抱えている男性顧客や、彼らに紹介する女性の身元はアテンダー側が保証しているため、大きなトラブルが起きることはまずないという。

「私たちが謳っているのは、あくまで“自由恋愛”です。たとえば、都心の高級ホテルのラウンジで待ち合わせ、お互いが合意すれば男性が取ったスイートルームに上がり、一夜をともに過ごすというシステム。身元が確認できなければ女性の紹介はしないので、男性客が部屋に入って突然、豹変するような話は聞いたことがない。だから、よほど変態チックな要求でもしないかぎり、あとで女性側からクレームが入ることもありません」(同)

 問題は少なくないお金がかかることだが、新規客のなかには“タダで遊ぶ”感覚を引きずり、それが困った事態を招くことも。

騒動がトラウマに…

「女性の職業などにもよりますが、最低でも“一晩15万円”程度を男性客は払うことになります。女性がモデルやグラドルの卵だったりすると、一晩30~50万円で売り込むこともあるので、決して安い遊びではありません。でも素人とばかり遊んできた新規客のなかには『時間をショートにすることはできないか?』などと値切ってくることがあり、コッチが困惑したケースもある」(同)

 また新規の客層について、実はある一つの「特徴がある」と打ち明ける。

「もともと私は会社経営者や仮想通貨などでバズッた“成金”を顧客として多く抱えていますが、今年に入って以降、いわゆる芸人やお笑い関係の新規客を受け持つ機会が増えました。実際、そのうちの一人は『素人だと女性の真意が分からない部分があり、いつ反撃されるかと考えると怖い』などと、松本さんの騒動が“トラウマ”になっている様子だった。話を聞きながら、内心ビクついているのに“それでも遊びをやめられないんだ”と、すこし哀れな気持ちにもなりました」(同)

 これまで目立ったトラブルは起きていないが、先日、新規の「お笑い関係者」と一夜をともにした女性から、こんな“苦情”が入ったという。

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