体調不良の紀子さま、“病”の正体とは 小室夫妻、悠仁さまの「作文騒動」で焦燥感か
機能性ディスペプシア
行事ご出席の可否については今後も侍医と相談なさっていくという。消化器病や消化器内視鏡の専門医であるルークス芦屋クリニックの城谷昌彦院長によれば、
「機能的な障害とは、臓器そのものには何も異常が認められないにもかかわらず、その臓器の働きを支える自律神経やホルモンの異常などによりさまざまな症状が現れる状態を指します。その原因の多くは食生活や生活習慣の乱れ、またストレスで、おもに上部消化管の機能的な異常を『機能性ディスペプシア(消化不良)』と呼ぶこともあります」
とのことで、
「食欲不振以外にも胃もたれや腹部膨満感、胸焼けや腹鳴などの症状があり、これらが続くと栄養障害を引き起こす恐れもあります。機能的な障害では消化管の蠕動(ぜんどう)運動が鈍っていることが多く、通常の食事が困難であれば栄養豊富なスープがお薦めです。傷んだ粘膜を修復するために必要なたんぱく源となるアミノ酸やペプチドのほか、亜鉛などミネラルを含んだものがよいでしょう」
紀子妃を検査した医師は今回、回復まで「1~2カ月かかる」との見通しを示したのだが、
「生活習慣やストレスが原因であれば、症状に対処する以外にストレスを減らす環境調整も行っていくことが重要です。これは個人差が大きく、数日で改善する人もいれば数カ月、場合によっては年単位というケースもあります。いったん改善されたように見えても、根本的な原因が解消されていなければ症状を繰り返す恐れがあり、症状と付き合いながら根気強く治療していくことが大切です」(同)
というのだ。
“頑張りすぎてしまう”ご様子が
秋篠宮家は、長女の眞子さんと小室圭さんとの結婚トラブルが発端となり、数年にわたって世間の批判にさらされてきた。一昨年には、コンクールで入賞した悠仁さまの作文で無断引用も発覚し、また昨年は佳子さまの「別居」の経緯が批判されるなど、文字通り“一難去ってまた一難”が繰り返されてきたわけである。
そんな中にあって、皇位継承権者お二方を擁するご一家をもり立ててこられた紀子妃の重圧は、拝察するに余りある。不本意なコンディションで年を越されながらも、ひたすら務めを果たされているお姿はまことにいたわしく、一日も早い快癒を願うほかないのだが、さる宮内庁関係者によれば、
「皇室へお輿入れなさって以来、絶えず美智子さまをお手本になさってきた紀子さまは、これまで“頑張り過ぎてしまう”といったご様子がうかがえました」
そのお振る舞いは時に、皇室への「過剰適応」などと形容されることもあり、
「平成時代、ご体調ゆえご公務がままならなかった雅子さまとは対照的に、紀子さまはもっぱら称賛されてきたわけですが、こうした“前のめり”のご姿勢は、令和の御代替わりを迎えていっそう強くなられました。折しも、ご一家への批判が強まっている時期。将来のお世継ぎである悠仁さまを育てられる紀子さまからは、『何とかしなければ』との意気込みとともに強い焦燥感がうかがえます。今回もまた、そのようなお気持ちがあらわになってしまったかに見受けられます」(同)
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