松本人志は「紳助流」で引退する? 「“いつ辞めてもいい”と口にしていた」

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“紳助流”の引退

 大物芸人が突然、テレビから消えて思い出されるのは、松本が尊敬する島田紳助(67)が、自らのスキャンダルを理由に芸能界を引退した一件である。

 お笑い評論家のラリー遠田氏によれば、

「若い頃から仕事にストレスを感じていた松本さんは、“いつ辞めてもいいと思っている”などとたびたび口にしていました。ただ、紳助さんが抜けた後のM-1グランプリを託されて、後輩芸人の活躍を支えお笑い界を盛り上げようという使命感を持っていたのではないでしょうか。辞めたくても辞められないという思いで、これまで続けていた部分はあったと思います」

 かつて松本は自著の中で、芸人はアスリートと同じく引退する時が来るとして“40歳がピーク”と語っていたし、5年前には笑福亭鶴瓶(72)との対談で、辞めたいと何年も前から思っていることを明かした。

 何かと自主規制が増えたテレビ界にも嫌気が差していた最中のスキャンダル。存分に活動ができなくなった今、裁判の行方次第では“紳助流”の引退が、現実味を帯びつつある。

週刊新潮 2024年1月25日号掲載

特集「球界、サッカー界も戦々恐々…『松本人志』騒動“5つの謎”」より

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