北海道に行ったことがないのに始まった…漫画「クマ撃ちの女」 連載5年、取材写真で振り返る猟師のリアル
「くらげバンチ」(新潮社)で連載中の「クマ撃ちの女」は、連載開始から今年で5年を迎えた。北海道を舞台に、主人公の猟師としての活躍を描いた同作は、描写のリアリティの点でも評価が高い。作者の安島薮太さんは、専門知識はほぼゼロの状態で企画は始まったと明かす。
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「クマ撃ちの女」は、主人公のハンター・小坂チアキと、彼女を取材するライター・伊藤カズキを軸に物語が進んでいく。ヒグマを仕留めることに情熱を注ぐあまり、ときに社会常識から外れた行動をとるチアキには、“復讐”という目的があった――。...