松本人志と文春、「5億5000万円訴訟」で双方が「勝利宣言」をするシナリオは
新聞に根も葉もないことを書かれた
前編【松本人志vs.「文春」が裁判で「白黒つく」とはいえない理由 事実でも名誉毀損は成立する】からのつづき
松本人志vs.週刊文春の対決は民事裁判の場で展開される可能性が大である。ただし、前編で見たように、そこで「真実」が明らかになるかはかなり怪しい。
「裁判で白黒つける」というのが「真実が明らかになる」ことだと思っていると、見誤ることになることについては、前編でもお伝えした通りである。
しかも民事の裁判の場合、原告と被告、双方が“勝利宣言”をするようなことも珍しくはない。...