松本人志vs.「文春」の「5億5000万円」裁判で「白黒つく」とはいえない理由 事実でも名誉毀損は成立する

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密室での出来事

 ダウンタウンの松本人志と週刊文春との争いは、誌面やSNSではなく、今後は民事裁判の場で展開されることになる。1月22日、松本が所属する吉本興業は、彼が文藝春秋社と週刊文春編集長を相手取り、名誉毀損(きそん)などに関する訴訟を起こしたと発表した。損害賠償の請求額は5億5000万円だという。

 これについては「裁判で白黒つければいい」と口にするコメンテーターなどが多い。ヤフーなどでもそうしたコメントが数多く見られる。

「本当に女性に対して犯罪的な行為が行われたのかどうか、密室の中の出来事で、第三者には判定のしようがない。...

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