「選挙のお礼」で県議ら7人を「2泊3日ソウル旅行」接待 また出た、岸田内閣副大臣の買収疑惑
「旅行代金は全て工藤さん持ち」
突然の宏池会(岸田派)解散宣言を行った岸田文雄総理に対し、寝耳に水だった麻生太郎・自民党副総裁は不快感を顕わに――。蜜月だった両者の間に亀裂が入り、岸田内閣の先行きは不透明さを増している。そんな折、自民党政権に新たなスキャンダルが発覚した。「週刊新潮」の取材によって、政務三役のひとりが「有権者買収」をしていた疑いが浮上したのだ。
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その政務三役とは、自民党、愛知4区選出の工藤彰三内閣府副大臣(59)。名古屋市議を2期務めた後、2012年の衆院選で初当選を果たし、現在4期目。...