なぜ能登半島地震は国の「長期予測」から外されていた? 南海トラフばかり強調の理由は「予算獲得の都合」も
多額の公金を投入し、国が大地震の発生確率を予測しているのは周知の通り。が、能登大地震はその予測から漏れていたというから、とんでもない失態である。
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政府の地震調査研究推進本部では現在、全国の144の主要活断層や、6地域の海溝型地震について「長期評価」を出している。その地震の規模と「〇年以内に〇%」といった発生確率を予測するものだ。
よく知られた例では、マグニチュード8~9クラスの南海トラフ地震が今後30年以内に起こる確率は70~80%という数字がある。...