永尾まりや、AKB48卒業から8年「結局グラビアが好き」 30歳を前にしての変化と変わらない酒豪ぶりを明かす

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 元AKB48で現在は多方面で活躍する永尾まりや。そんな彼女にとって“天職”といえるのがグラビアだ。これまで数々の個性的な写真集を発表してきた。最新写真集『Capricious』(講談社)が絶賛発売中の彼女が語る、写真集の見どころからグラビアへの思い、驚きのお酒事情まで。3月に30歳を迎える「今」の永尾まりやを聞いた。

――永尾さんの写真集は毎回テーマがあり楽しい作品が多いです。前作の『ヤバイ!まりや。』(ワニブックス)はスナック、パチンコなど昭和をイメージした作品でしたし、前々作『JOSHUA』(幻冬舎)ではアメリカの乾いた大地を舞台にしたロードムービー風の作品でした。サボテンに結び付けられていたカットが一番面白かったです。

永尾:あれはもう写真集を作る時には決めてました。砂漠で縛られたいっていう要望で(笑)。シュールだけどかっこいいみたいな。私はかっこつけている感じの写真集がいいなと思って。

――そうした変化球の写真集が多い中、今作は王道の内容で逆に新鮮でした。

永尾:今回はテーマはあまり決めず、でした。いつも癖が強いテーマにしてたんですけど、今回は本当に素の自分を出したくて。撮影陣も仲良しだったので、本当に旅行気分でリラックスしながら撮れました。

 みんなでAirbnb(通称:エアビー、民泊サービス)に宿泊したんですけど、あんな大きいところに泊まったのは初めてというぐらい豪邸でした。

――どのぐらいの豪邸だったんですか?

永尾:3階建てで、ビリヤードやダーツとみんなでゲームをできるところがあったり、中にジムもあったり。一部屋一部屋にお風呂とトイレが付いてるんですよ。シャワールームも初めて見るくらいの大きさで10畳くらいある。天井もものすごく高くて。

 撮影の一発目にそこに泊まったのでテンション上がりました。逆に、最終日だけ違うホテルになっちゃったんですけど、ちょっとなんか狭いなって(笑)。普通のホテルだったんですけど、ちょっと贅沢になっちゃいましたね。

――永尾さんの良い顔を出すためには、豪邸に泊まらせないとですね(笑)。

永尾:お金かかります、私(笑)。

いつもより笑顔が多い……?

――写真集はどういった内容ですか。

永尾:今回カメラマンの菊地泰久さんには、数年前から絶対に撮ってもらおうと思ってたんですけど、めちゃくちゃ綺麗に撮っていただきました。今までは設定が凝っていた分、写真についても「こっちに変えてほしい」とか意見を結構言っていたんですけど、今回は「これ全部いいじゃん!」と満足した写真ばかりでした。

 内容は20代最後の写真集にして初心に帰りたくなって、1st写真集「美しい細胞」のオマージュ写真集のようなイメージで、何枚か似た雰囲気の写真も撮ってもらいました。今までより笑顔も多いです(笑)。

――だから前半はアイドルっぽい写真が多いんですね。それでも後半になるにつれて手ブラであったりと大胆になります。後半の、ガラスについた水しぶきだけで大事な部分を隠すシーンはインパクトがありました。

永尾:あれはさっき話した豪邸のお風呂で撮ったんです。現場で写真を確認したときもみんなで「この写真、すごくない?」って盛り上がりました。

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