若手有望女優がまた一人去って…芸能事務所「スウィートパワー」で何が起きているのか

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一時期は業界を席巻する勢力に

 内山の売り出しに成功すると、堀北、黒木、桐谷らを続々とスターに育成。スウィートパワーは一時期、業界を席巻する一大勢力となっていた。

「ちょうどその頃、旧ジャニーズ事務所は絶頂期でした。ジャニーズは男性タレントしかおらず、スタッフも男性ばかり。それに対し、スウィートパワーは設立からしばらくは女性タレントのみで、スタッフが女性ばかりだったことから、業界内では“女性版ジャニーズ”と呼ばれるようになりました。所属タレントたちはプライベートも徹底管理され、男性スキャンダルが出なかったため、相手役としてジャニーズにも好まれました。東山紀之は05年放送の自身が主演のドラマ『棟居刑事の捜査ファイル・ガラスの恋人』(テレビ朝日系)で内山との共演を機に、彼女との交際に発展。07年1月に一部で2人の熱愛が報じられると、双方の事務所は交際を認めました。当時、旧ジャニーズが交際を認めたのは異例。結局、同年11月ごろまでにすれ違いを原因に破局しましたが、それでも双方の事務所の関係は良好でした」(先のテレビ局関係者)

 09年には高杉真宙(27)がデビュー。男性タレントの発掘育成にも力を入れ始め、芸能界での確固たる地位を固めたかのように見えたのだが……。12年2月、黒木が当時、KAT-TUNのメンバーだった赤西仁(39)との結婚&妊娠を報じられると、状況が変わり始めた。

「黒木はデビュー以来、岡田氏に全幅の信頼を寄せ、アドバイスを仰いでいました。しかし、赤西との交際が始まってからは岡田氏の言葉に耳を傾けなくなったといいます。結婚・妊娠によってCMを降板した違約金・損害賠償などが発生。それを堀北さんや桐谷が稼いで埋めたそうです。さらに、この一件以来、ジャニーズとの共演オファーは激減してしまいました。当然、堀北さんと桐谷は不満を募らせ、堀北さんは15年8月に山本耕史と電撃結婚し17年2月いっぱいで芸能界を引退。堀北さんが結婚してから引退までの間、岡田氏は自ら英・ロンドンまで出向いてスカウトして来た元KARAの知英(ジヨン)を堀北さんの後釜に据えようと猛プッシュしたのですがなかなかうまくいかず。その間、有望な若手がどんどん退社してしまったのです」(スポーツ紙記者)

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