月9「君が心をくれたから」は早くも苦境に…原因はせっかくのラブストーリーをぶち壊す“2人の特異なキャラ”
1月8日スタートの月9ドラマ「君が心をくれたから」(フジテレビ)が早くも厳しい状況に追い込まれている。昨年、月9史上最低の平均視聴率を記録した「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」の二の舞、という声も上がっている。主演に永野芽郁(24)、相手役には山田裕貴(33)、主題歌に宇多田ヒカルまで起用して、なぜ?
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ここ1年の月9ドラマの視聴率を見比べてみよう(以下、視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)。
民放プロデューサーは言う。
「一時期、視聴率が低迷した月9ですが、2018年4月期の長澤まさみ主演『コンフィデンスマンJP』から盛り返し、昨年4月期の木村拓哉主演『風間公親―教場0―』まで、平均視聴率は10%前後を取るようになっていました」
ところが……
「昨年7月期の森七菜主演『真夏のシンデレラ』で“月9王道”のラブストーリーを復活させたところ、同枠のワースト記録を更新。続く10月期は、二宮和也、中谷美紀、大沢たかおがトリプル主演した『ONE DAY』で、さらにワースト記録を更新してしまいました。今期の『君が心をくれたから』は初回視聴率が7・2%と3作連続の一桁スタートとなり、第2話で5・8%と大きく数字を落としました。またワーストを更新してしまう可能性があります」
早速、「永野芽郁の無駄遣い」と報じたメディアもある。
「永野は18年前期の朝ドラ『半分、青い。』(NHK)のヒロインを演じたことで脚光を浴び、平均視聴率も21・1%を記録しました。その後、日本テレビの『3年A組―今から皆さんは、人質です―』や『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』でも高視聴率に貢献。今期は大河『光る君へ』(NHK)に吉高由里子、『グレイトギフト』(テレビ朝日)に波瑠 が取られたため、ベストな起用と言えるでしょう。それだけにもったいないですね」
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