中日“ドラ1”草加勝がいきなり長期離脱…アマ時代の“登板過多”が本当の原因か? ドラフト前に「リスク」を調査できない実情も

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大学球界屈指の右腕

 プロ野球のキャンプインまで約2週間となった1月16日、ショックなニュースが飛び込んできた。中日のドラフト1位ルーキー、草加勝が前日の合同自主トレ中に上半身の違和感を訴え、検査の結果「右肘内側側副靱帯損傷」と診断を受けたと発表されたのだ。【西尾典文/野球ライター】

 草加は、創志学園時代、西純矢(現・阪神)の控え投手だったものの、亜細亜大進学後に大きく成長した。4年春には全国で最もレベルの高いと言われる東都大学野球の一部リーグで最優秀投手とベストナインに輝き、大学日本代表にも選ばれるなど大学球界屈指の右腕として期待されていた。...

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