「ワイスピ」効果で5億円のGT-Rが即売れ! 美人コンパニオンも話題の「東京オートサロン」が大盛況

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GT-R人気がすさまじい!

 今年、特に目を引いたのは、GT-Rの専門ショップ「クラフトスポーツ」のブースだ。

 当然、出品・販売される8台の車は、すべてGT-Rなのだが、その値段が破格だ。

 一番安い90年製R32GT-Rが2200万円。最高値の96年製R33GT-R 400Rには、なんと5億円というお値段。

 社長の古澤保彦さんによると「5億円という値段は、初競りの一番マグロと同じで、夢のある価格をつけてみただけ。それでも買う人がいるんですねえ」とニッコリ。

 聞けば米国映画「ワイルド・スピード」に登場して以来、GT-R人気は海外を中心に沸騰中なのだとか。

外国人モデルの数が減った理由はやはり?

 今回もブローカーから問い合わせが殺到し8台の内、6台はすでに成約の見込みだという。

 とはいえ5億円は高過ぎると思うのだが、

「そもそも96年製のGT-R 400Rは55台しか作られなかった希少性がある。さらにパーツはすべて純正のNISMO製で信頼性が高い。なにより昨今の円安が大きいです」

 と古澤さん。

 ガレージに古いGT-Rが眠っているあなた、今すぐ中古車価格を調べてみては。

 ちなみに、外国人モデルの数はめっきり減っていた。これも円安の影響なのだろうか。

撮影・福田正紀

週刊新潮 2024年1月25日号掲載

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