実家がコミケ当日に全焼! それでも母は「あんたは会場に行け」と言った…美人コスプレイヤーの壮絶人生

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アマギフで家電を購入

 Xの投稿は現在「いいね」の数が9000を超えた。火災に遭ったと伝えたことで反響もあり、仕事をくれた関係者もいた。またアマゾンギフトカードを送ってくれる人もいたといい、母はそのアマギフを使い、電子レンジやテレビ、カーテンなどを買ったそうだ。

 1月末にまとまった休みをとり、大阪に帰る予定だ。とはいえ祖父が火災保険を解約したことで、解体費用や引っ越し代などで今後300万~400万円ほどのお金が必要になりそうだ。

 ミンミコさんは現在、可能な限り平静を装っているが、ショックは大きいという。

「家をなくすのはこれで2回目なんです。なんで私だけこんな目に遭うのかと寝る前に思ったりします。でも、落ち込むことでは何も得られない。実家が燃えたと落ち込んでいたら、みんな笑顔も作れません。母も祖父も高齢です。落ち込んでいる私の世話をしてくれる人なんて誰もいません。私が家族を支えなくてはならないんです」

 3月2日には銀座にあるラウンジ花香で「実家復興チャリティースナック」を開催。売り上げを実家の復興にあてる予定だ。

「今、しなくてはならないのはこの逆境をどうやって乗り切るか。もちろん私一人では成し遂げられません。この記事を読んでわたしを知ってくださった方、これまでも応援してくれたみんなの力を少しでいいので貸してほしいです。ウルトラ元気玉、ぶっ放してやりましょう!」

徳重龍徳(とくしげ・たつのり)
ライター。グラビア評論家。大学卒業後、東京スポーツ新聞社に入社。記者として年間100日以上グラビアアイドルを取材。2016年にウェブメディアに移籍し、著名人のインタビューを担当した。現在は退社し雑誌、ウェブで記事を執筆。個人ブログ「OUTCAST」も運営中。Twitter:@tatsunoritoku

デイリー新潮編集部

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