東出昌大へのオファーが絶えない“意外な理由” 山での生活に見る俳優としてのポテンシャルとは

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仕事も人も呼び寄せるひたむきさ……後輩女優とのイチャつきぶりには不安の声も

 実は東出さんは徹底して役作りに打ち込むことでも知られているが、それもまた、今目の前にある刺激に没頭する性格の片鱗がうかがえる。そのひたむきさを、監督や今の猟師仲間たちは買っているに違いない。

 ただ、やはり一部の女性のアンテナにも引っかかってしまうのは相変わらずのようだ。「めざまし8」では、執拗に東出さんの頬にもち粉をこすりつけてはしゃぐ後輩女優の姿があった。番組を見た視聴者からは、一夫多妻制だのカルト宗教みたいだのと批判も寄せられていたらしい。無用なトラブルが起きないよう祈るばかりである。

 差し出した手も言葉も拒むことはない、「今、ここしか見ていない男」は、言葉を変えれば「この先のことは何も考えていない男」でもある。

 動機が恋愛だろうと売名だろうと厚意を寄せたところで、東出さんのようなタイプの男性に将来を懸けては苦労するのが目に見えている。番組終盤では、「生きてりゃいい」「キツい人いたら、まず逃げなよ」と語っていた東出さんだが、元妻も不倫相手もスキャンダル後に国外に「逃げ」ているのは皮肉なものだ。 

 ここのところ社会派作品への出演が続いている東出さんに最も似合うのは「魔性の男」役かもしれない。以前は大河ドラマの主役への野心もあったという。今期「光源氏」役があればぴったりだったのになあ、と思ってしまった。

冨士海ネコ(ライター)

デイリー新潮編集部

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