「前妻報道」に過剰反論で“幼さ”が露呈の羽生結弦 「王国を築いてきたという自負が」

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“他人に責任転嫁している”という声も

 振り返れば、羽生は昨年11月17日、自身の公式SNSで離婚を発表したが、

〈様々なメディア媒体で、一般人であるお相手、そのご親族や関係者の方々に対して、(中略)誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道がなされています〉

 とつづった上で、

〈現状のままお相手と私自身を守り続けることは極めて難しく、耐え難いものでした〉

 などと記して賛否両論を招いたのは周知の通りだ。

 芸能デスクが解説する。

「当初はSNSで熱狂的なファンが“羽生擁護”の論陣を張りましたが、世間一般からすれば、結婚発表から105日という早急な離婚宣言だったことや、肝心の離婚理由も不自然で、“もっと他に講ずべき手段があったのでは”“他人に責任転嫁している”などという声が目立つようになりました」

 そうした疑問がくすぶる中、本誌が先の記事で指摘したのは、羽生が首尾一貫して妻の存在を公にせず、離婚時に「一般人」としたことへの違和感である。

“敵に勝つ”というメンタル

 4歳の頃からバイオリンを始めた末延さんは、音楽界の名門・桐朋学園大を卒業後、都内の芸能事務所に所属。X JAPANのYOSHIKIや矢沢永吉といった大物と共演し、ジャンルの垣根を越えた音楽活動で注目を集めていた。

 そんな彼女を、羽生は〈一般人であるお相手〉として頸木(くびき)にはめてしまったことが離婚の背景にあるのではないか。そうした報道が出た直後、羽生は冒頭のメッセージで不快感をあらわにするどころか、訴訟をちらつかせるなど挑発的な行動に打って出たわけである。

「羽生さんはアスリートでいらっしゃるので、“敵に勝つ”というメンタルが強くあるのかなと思います」

 と話すのは、コラムニストの辛酸なめ子氏。

「プロに転向して他人と競(せ)ることがなくなった今、余計に気持ちが高ぶって戦闘モードのスイッチが入ったようにも見えます。純粋な怒りなのか、“報道はデタラメ”と主張するためなのかは分かりませんが、互いに好きで結婚したはずなのに、こんな状況になってしまったのは、羽生さんを応援してきた身としても、寂しいです。ファンもマスコミも静かに見守って、平和を願うしかないのでしょうか……」

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