松本人志 96年の納税額は2億6340万円、推定年収は5億3800万円…いま、どれくらい稼いでいるのか

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 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)は、性的行為の強要疑惑を報じた週刊文春との裁判に注力するため芸能活動を休止すると発表した。最高裁まで争うなら少なくとも3年はかかると言われるが、その間、働かないつもりなのだろうか。そもそも彼の収入はどのくらいあるのか。

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 ネット上にも松本の年収にまつわる書き込みは少なくない。中には《推定年収15億円!》なんていう指摘も。もちろん根拠はある。

 2020年、「ダウンタウンなう」(フジテレビ)の“本音でハシゴ酒”にゲスト出演した元CBCテレビの石井亮次アナは、他人の年収を予測するのが好きで、松本の年収を15億円と発表。その際、松本が「そんなに強く、めちゃくちゃ『ないない』とは言えへんけど」と答え、否定しなかったからだというのだ。もっとも、その後すぐに、こう言ったのだが。

松本:ウソだよ~。ウソ出ちゃったねえ。そんなにいただいてたら、お仕事、来ないですよ。

 一方、22年6月に放送された「人志松本の酒のツマミになる話」(フジ)で、“金銭感覚はいつ変わるのか?”という話題になった際の発言も話題になった。

松本:年収がやっぱり……年収1本いったくらいかな。

出演者:1本って何ですか?

松本:1億円くらい。それが25歳くらい。

 いずれにせよ、相当稼いでいるはずだ。実際のところどうなのか、民放プロデューサーに聞いた。

「正直言って、ダウンタウンや松本さんのギャラは、人気のわりにそれほど高くないんですよ。テレビタレントのギャラが最も高額だったのは、08年のリーマンショックの直前でした。当時、1時間のレギュラー番組でNo.1だったのがとんねるずで、コンビで1000万円。続いて、みのもんたの600万円、そしてビートたけしの500万円、爆笑問題がコンビで450万円、山田邦子が350万円。ダウンタウンは彼らの次といったところでした」

 08年といえば「リンカーン」(TBS)も放送中で、すでにダウンタウンは若手お笑い界のトップに君臨していた。

レギュラー番組だけで7億円

「彼らが所属する吉本興業は、親会社のホールディングスがテレビ各局と株式を持ち合っている関係もあり、そんなに無茶なギャラは要求しません。93年から続く長寿番組『ダウンタウンDX』(日本テレビ/読売テレビ制作)でも、大阪制作ということを考慮して、コンビで1本350万円が精一杯だと思います。彼らの大先輩に当たる明石家さんまさんでさえ、リーマンショック前で250万円、リーマン後は番組を継続するため自らギャラを下げたと言われています」

 現在の年収はいくらになるのだろう。

「コンビで1本300~400万円、ピンでそれぞれ150~200万円といったところだと思います。そうでないと、『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送テレビ)なんて制作費がなくなってしまいます」

 ダウンタウンと松本のレギュラー番組は以下の通りだ。

 コンビでのレギュラー番組は3本。1本400万円として週に1200万円、うち松本が半分の600万円。松本がピンのレギュラ番組は4本、1本200万円として週に800万円。それらを1年=50週で掛けると、ざっと7億円! 特番の「M-1グランプリ」(テレビ朝日/朝日放送テレビ制作)などを含めたら、さらに増える。

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