「文春の一人勝ちの可能性も」 性加害報道の松本人志、裁判の“意外な行方”と「引退の可能性」

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千鳥を代役にして収録

 裁判ともなれば、一審だけで最低2年、判決に納得がいかず控訴・上告となって、最高裁までもつれたとすれば、5年はかかると予想する識者もいる。

 大物芸人が突然、テレビから消えて思い出されるのは、松本が尊敬する島田紳助(67)が、自らのスキャンダルを理由に芸能界を引退した一件である。お笑い評論家のラリー遠田氏によれば、

「若い頃から仕事にストレスを感じていた松本さんは、“いつ辞めてもいいと思っている”などとたびたび口にしていました。ただ、紳助さんが抜けた後のM-1グランプリを託されて、後輩芸人の活躍を支えお笑い界を盛り上げようという使命感を持っていたのではないでしょうか。辞めたくても辞められないという思いで、これまで続けていた部分はあったと思います」

 かつて松本は自著の中で、芸人はアスリートと同じく引退する時が来るとして“40歳がピーク”と語っていたし、5年前には笑福亭鶴瓶(72)との対談で、辞めたいと何年も前から思っていることを明かした。

 何かと自己規制が増えたテレビ界にも嫌気がさしていた最中のスキャンダル。存分に活動ができなくなった今、裁判の行方次第では“紳助流”の引退が、現実味を帯びつつある。1月18日発売の「週刊新潮」では、報じられている女性からの「お礼LINE」が裁判に与える影響や、過去の「スキャンダル芸能人」との違いなどについて、5ページにわたって詳報する。

週刊新潮 2024年1月25日号掲載

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