「撮影後に篠山先生がかけてくれた言葉は…」 壇蜜、加納典明が明かす篠山紀信さんの素顔
レンズを通して昭和、平成、令和という時代を切り取ってきた巨匠・篠山紀信さん。その写真界の泰斗が1月4日、83歳で老衰のために都内の病院でこの世を去った。故人に特に縁ある三人が本誌(「週刊新潮」)に寄せた手向けの言葉とは――。
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篠山紀信(本名・紀信=みちのぶ)さんは太平洋戦争開戦の前年に当たる1940年12月3日、東京市淀橋区柏木(現・東京都新宿区北新宿)で生を受けた。真言宗・圓照寺が生家で、父親は寺の住職である。
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