「刑務所の中に髪型の自由はあるか」 百田尚樹氏は「罪を憎んで犯罪者も憎む」と主張
受刑者に髪型の自由はあるか
広島弁護士会は1月5日、尾道刑務支所長あての勧告書を昨年末に送付したことを明らかにした。
トランスジェンダーを自認するある受刑者が、男性受刑者として服役していた際、髪型で「原型刈り」か「前五分刈り」の2択を強いられたことは、受刑者の「自己決定権を侵害するもの」であり、今後はそのようなことを強いてはならない、というのが勧告の概要である。「原型刈り」とは、丸坊主のようなヘアスタイルのこと。
申し立てをした本人はすでに刑務所を出所しているものの、出所後も刑務所の対応が変わることを求めているという。...