【アジア杯・ベトナム戦】日本が苦戦した原因とトルシエ采配の落とし穴

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 大会史上最多となる5度目のアジア制覇を目指す日本が、初戦という第一関門で一時は1-2と逆転されたのは想定外だったものの、終わってみれば4-2の順当勝ちを収めた。日本の失点はいずれもCK、FKというセットプレーから。格下のチームがジャイアントキリングを演じるには、カウンターと並んで有効な手段である。

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 ただ、前半16分、ベトナムの左CKからの同点ゴールは、二度と再現できないであろうビューティフルゴールで、GK鈴木彩艶にもノーチャンスの一撃だっただけに失点もやむを得ないところ。...

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