有働由美子アナ 「news zero」卒業後は音楽番組のMCに…継続して日テレの番組に出演する事情

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削減できる制作費とは?

「特に『世界一受けたい授業』は、3年以上前から視聴率が低迷しており、何度かテコ入れも行ってきました。しかし、司会者が変わらないので番組の新装開店感が出せず、裏のテレ朝『池上彰のニュースそうだったのか!!』に負け続けていました。早いうちに新番組に替えたかったのですが、なかなか終わらせることができませんでした」

 もっとも、22年4月には「上田と女が吠える夜」が日テレでスタートしているし、マツコと村上信五(関ジャニ∞)の「月曜から夜ふかし」も続いている。

「視聴率が良ければ継続するということです。ただ、数字が悪くても何もできなかったという状況が変わってきたのです」

 制作費の問題が大きいという。

「地上波の視聴率全体が下がっているテレビ局で、CMスポンサーからの収入が年々減っている中、削れる制作費は削ってきました。まだ削減できる制作費といえば、タレントのギャラです。くりぃむしちゅーの2人も高いのですが、帯番組に出演している有働アナも決して安くはなかった。後任の藤井アナは局アナですから、その心配はありません。制作費削減という意味もあって、彼女は卒業したのです」

 とはいえ、有働アナは「zero」卒業の直後から日テレの新しい音楽番組のMCを務めると報じられている。

「月曜から木曜まで『zero』のメインキャスターを務めていた彼女のギャラは、相当の額になっていました。その分の収入が絶たれてしまっては、来年の住民税を支払うのもきつくなりますからね。日テレがその点に配慮したということです。業界では、帯番組のレギュラーを失ったMCに対して、例えばBS番組のレギュラーを持たせたりして、ケアするのは珍しいことではないです。特に有働アナの場合、NHKから引っ張ってきた手前、日テレとしても無下にはできませんからね」

デイリー新潮編集部

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