有働由美子アナ 「news zero」卒業後は音楽番組のMCに…継続して日テレの番組に出演する事情
2年前から囁かれた降板
「4月からメインキャスターが変わるわけですから、新たなCMスポンサーを集めなければなりません。そのためにはできるだけ早く発表して欲しいと、営業局から要請があったそうです」
4月から「news zero」のメインを務めるのは日テレの藤井貴彦アナ(52)だ。夕方の報道番組「news every.」が好評で、一昨年と今年の「好きな男性アナウンサーランキング」(オリコン)では1位に輝いた。今のままのほうがいいのでは?
「藤井アナは、現在はフリーの羽鳥慎一アナ(52)と同期入社。ここ数年、『好きなアナウンサーランキング』では、2人で首位を奪い合うデッドヒートを繰り広げています。2010年にスタートした『news every.』は、MCを務める彼のおかげもあり同時間帯でNo.1の高視聴率を取るようになりました。もっとも、視聴習慣がついたせいか、彼が不在の時でも高視聴率をキープするようになり……」
それで藤井アナを後任に?
「『zero』は同時間帯の報道番組としてはTBSの『news23』にも勝っていますが、22時台の『報道ステーション』(テレビ朝日)には遠く及びません。そのため、有働アナの降板は2年ほど前から囁かれていました」
そんなに前から……。
外堀から埋める
「日テレとテレ朝は年間視聴率で争っている真っ最中ですから、どの番組も視聴率を落とすわけにはいかないのです。そのため、数字が取れない番組のテコ入れを図ろうとしているのです。それでも有働アナがこれまで降板しなかったのは、彼女の所属事務所に力があったからです」
彼女がNHKを退局して所属したのがナチュラルエイトだ。同社の大橋由佳社長は元々プライムという芸能事務所のマネージャーだったが、担当していたくりぃむしちゅーの上田晋也(53)と有田哲平(52)と共に独立。後に所属したのがマツコ・デラックス(51)で、マツコの勧めで有働アナも所属することになったと言われる。
「少数精鋭の事務所で、所属タレントはいずれも人気者ですから、テレビ業界的に力もありました。有働アナの卒業を持ち掛けようにも『上田もマツコも日テレには出演させないわよ』と言われたらお終いです。ところが、上田もマツコもそれほど数字が取れなくなってきたのです。そこで日テレは外堀から埋めていきました。ナチュラルエイト所属タレントの番組を終了させていったのです」
まず、21年9月には上田が司会を務める「おしゃれイズム」が終了した。
「16年半も続いた番組ですが、後期は視聴率が低迷したため、一社提供のスポンサーの意向という理由で番組を終了させました」
続いて、今年9月いっぱいで終了したのが「マツコ会議」、さらに、くりぃむしちゅーと堺正章で19年続いた「世界一受けたい授業」も来年3月いっぱいで終了することが発表された。
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