亀梨和也と交際の田中みな実は「第二の工藤静香」へ? 共通点は「生意気そうで実は古風な女」アピール

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 亀梨和也さんとの熱愛が報じられた田中みな実さん。芸能記者のイニシャルトークによって、すわ元日婚かと騒がれた。同い年で美意識の者同士高いカップルとあって、お似合いという好意的な声も集まっている。

 亀梨さんといえば、SMILE-UP(旧ジャニーズ)のトップスター・木村拓哉さんにかわいがられていることで有名だ。昨年もインスタグラムで、「密会トレーニング」と記した仲むつまじげな投稿が注目を浴びた。

 木村さんの奥様といえば工藤静香さんだが、尊敬する先輩と女性観も似たのではないだろうか。田中さんと工藤さん、見た目は全然違うかもしれないが、中身は結構近いものがあるように思うのだ。

 田中さんは元TBSの女子アナ、工藤さんは「おニャン子クラブ」出身の元アイドル。どちらも女社会から頭ひとつ抜け出し、出世街道へ躍り出た才女だ。その手法には、大物とのコネ・肩書へのこだわり・そして「古風な女性像」の押し出しという共通点がある。

大物男性の寵愛を経て女性社会から一歩抜きん出るスキル 「アーティスト」の静香と「女優」のみな実

 まず大物とのコネだが、工藤さんといえばフジテレビの港浩一社長とは「姫」「港っち」と呼び合う仲。さらに明石家さんまさんとは夫を通じてプライベートでも親しいそうだ。芸人ではタカさんこと石橋貴明さんのお気に入りぶりは画面からもよく伝わってきていたものだ。音楽番組でデュエットし、濃厚なキスをされても笑っていた工藤さんが忘れられない。平成期のバラエティーのど真ん中にいた人たちを、一人で掌握していた印象だ。

 一方、田中さんも負けてはいない。ダウンタウンがMCを務める「ダウンタウンなう」では、浜ちゃんこと浜田雅功さんの口元をおしぼりで拭うなど、かいがいしく世話を焼いていた。社会現象となった写真集を、バナナマンの設楽統さんや有吉弘行さんら、各局のMCを務める大物芸人たちに配っていたというエピソードも有名だ。

 とはいえ知名度と経済力はあれど、元ZOZO社長の前澤友作社長と共演した時はけんもほろろの対応。以前も実業家男性とうわさになった際は即否定していただけに、「テレビ界に影響力がある・テレビ界が主戦場の男性かどうか」というのが判断基準のようである。

 でも工藤さんも田中さんも、ただの大物男性たちのお人形さんには収まらない。どちらも自分の肩書にはこだわりがあるようだ。

 工藤さんのセルフイメージは「アーティスト」だろう。国内では歌手を指す意味が一般化したが、おそらく「芸術家」という本来の意味での「アーティスト」のはずだ。二科展に1990年から10年連続で入選し、特選に輝いたこともある。“地方のスナックにありそうな絵”と揶揄されることもあるものの、並大抵のタレントにできることではない。

 一方の田中さんも、最近は「女優」という肩書が前に出る。彼女が紹介した化粧品は売れ、“みな実売れ”なる言葉も誕生。だから世間一般のイメージでは、美容系タレント、というのが一番近いだろう。しかし本人は、美容家として出るのは本業の人に申し訳ない、という意識があるとのこと。では女優と名乗ることにためらいは無いのか、というツッコミは置いておいて、二人とも世間のイメージよりは高尚な自分でありたいという思いが強い人なのだろう。

 そこには、そこらのおじさん転がしの女性タレントとは違うのよ、というプライドがうかがえる。でもそうした高嶺(たかね)の花たる女性たちに、尽くされて嫌な男性はいない。特に、トロフィーワイフ志向の業界男性たちほど。芸術家や女優といった肩書へのこだわりは、自分のプライドだけでなく、大物男性たちのプライドも両立しているという高度なテクニックといえる。

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