山梨学院大「オツオリ」から東京国際大「ヴィンセント」まで…箱根駅伝の留学生ランナーは「ケニア人ばかり」の意外な理由

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 青山学院大の優勝で幕を閉じた今年の箱根駅伝も、大いに盛り上がった。一方、その100回の歴史を語る上で欠かせないのが、留学生ランナーの存在である。彼らはどのような仕組みのもとで来日し、またチームにどれほどの影響を及ぼしてきたのか。そもそも、なぜケニア人が多いのか――。【酒井政人/スポーツライター】

 第100回箱根駅伝ではさほど目立たなかったが、昨今の学生駅伝は留学生の存在が欠かせない。今大会も出場した23校のうち7校でケニア人選手が出走。昨年10月の箱根駅伝予選会は過去最多18人の留学生が出場していた。...

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