「小学生のときに金髪に」 伊藤沙莉の幼なじみが明かす知られざる素顔

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 2024年4月にスタートするNHK朝ドラのヒロインに抜てきされたのが、女優の伊藤沙莉(さいり・29)だ。彼女はインタビューなどでしばしば自身の「貧困育ち」を披露するが、地元を回ると、さらなるネタにぶち当たって……。

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 伊藤は千葉市の出身。9歳で子役としてデビューしているから芸歴既に20年。数々の賞を受賞してきた実力派である。

 兄と姉の3人きょうだいの末っ子に生まれた彼女だが、幼少期は苦労の連続だったとか。いわく、2歳の時に父が事業に失敗、蒸発した。自宅は失われ、一家はバラバラに。母が牛乳配達などをして糊口をしのぎ、3カ月後、家族は再び一緒に暮らすことができた。そこはゴキブリが出るようなボロアパートだったが、自分にとっては「お城」に見えた――。トーク番組などでそう明かすなど、開けっ広げな性格も彼女の人気のひとつ。ちなみに兄は売れっ子漫才師「オズワルド」の伊藤俊介である。

若干の“盛り”に苦笑

 しかし、実際に件の“ボロアパート”を訪ねると、

「彼女がうちにいた時のことは覚えていますよ」

 と当時の大家のご子息が言う。

「お母さんとそのお姉さん、子どもの3人で1年間ほど暮らしていた。3Kだからそんなに狭かったわけではない。家賃は4万8千円だったかな」

 彼女は「ゴキブリが出てきた」と繰り返し述べていますが……。

「テレビでそう言っているのは知ってます。確かに1階は居酒屋だから出るには出ますが、そこまで強調されるほどでは……。それに当時アパートは築10年くらいだったから『ボロ』ではないですよね。失礼なこと言っているなと思って……」

 と若干の“盛り”に苦笑するのである。

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