タイガー・ウッズ 「ナイキ」と契約終了で気になる今後 “奇抜な”ストリート系ブランドとも台頭
3つの可能性
契約が更新されなかった背景には、ウッズが交通事故後に戦線復帰したときから、ナイキではなくフットジョイのシューズを履き続けていることで「両者の関係に亀裂が生じたのでは?」とも見られているが、ひとえにナイキの内部事情だと見る向きもある。
ナイキからは詳細なコメントは出されておらず、真偽のほどは不明だが、すでにウッズは「次なるチャプターがある。LAで会おう」とSNSに綴っている。「LAで」とは、2月にロサンゼルス郊外のリビエラCCで開催される「ウッズの大会」、ジェネシス招待を指している。そのときウッズは、どんなウエアに身を包んで登場するのだろうか。
米メディアは3つの可能性を予想している。まず1つは、クラブと同様、ウエアもテーラーメイドになる。2つ目は、長男のチャーリーくんが昨年末に契約したグレイソンと契約し、父子でグレイソン契約となる。そして3つ目は、ウッズ自身が自主ブランドを立ち上げる可能性だ。
現状ではテーラーメイド説が最有力だが、果たしてどうなるか。契約が変わってもウッズのトレードマークであるサンデー・レッドシャツは続けられるのか。そして、ナイキと契約しているロリー・マキロイやスコッティ・シェフラー、ブルックス・ケプカ、トニー・フィナウ、トム・キムといった他の選手たちのウエアはこれからどうなるのか。
とても気になる事柄だが、しばらくは行方を見守るしかない。