「結婚前のデートはほぼ100%パチンコ店」「休みの日は必ず打つ」 赤井英和がパチンコに熱狂する理由を夫妻が語る
「子どもの頃からパチンコ店へ」
赤井 パチンコはそれこそ手で打つ時代からやっていましたからね。僕が育った大阪の西成ゆうところでは、パチンコ店は近所の社交場やったから、昔は当たり前のように子どもも出入りしていました。当時は1玉2円で50円から打てたから、50円玉握りしめてね。
佳子 パチンコに向き合う姿勢は今でも少年そのものですよ。いつも電動自転車で行くんですが、猛暑だったこの夏も、時間ちょうどに家を出て、しばらくすると「あかんかった」と帰ってくる。で、自分の部屋に行ってパチンコ番組を見て、そのうち勝てるような気がしてくるのか「もう一回行ってくるわ」って。で、また2~3時間して帰ってきて「もう今日はあかんわ」。近所では違う意味で有名人ですよ。「赤井さん、いつも同じ服着て自転車乗ってる」って。
赤井 ずっと通っていたパチンコ店が家の近所で、車より自転車で行く方が早かったんですよ。そこが数年前に閉店して、それからは隣駅の店に行くようになったんですが、それでも自転車の方が早い。1秒たりとも無駄にしたくないんで、電動自転車を買うたんです。
「営業時間以外もパチンコに触れたい」
佳子 その割には、昼食も店の近所で済ませた方が早いのに、わざわざ家に帰ってくる。理由を聞いたら「新しいパチンコ屋では自分は新参者。近くのおいしい料理屋さんもよう聞かん」と。大胆なのか小心者なのか……。
そういえば、うちではパチンコの番組を見るためだけにスカパー!と契約をしているんですが、ある時、その番組が映らなくなったことがあった。私が少し意地悪のつもりで「もういいじゃない」と突き放してみたら、なんと赤井は自分で電話して、工事の予約を取り付けた。しかも工事の方が来てしばらくすると、部屋から大笑いする声が。後で聞けば、線が抜けていただけだったというオチなんですが、普段の赤井からすれば考えられない行動力です。パチンコ番組を見られることがそんなにうれしいもんかと思いましたね。
赤井 そら僕の生命線ですから。朝10時から晩の11時まではお店で打てますけど、それ以外の時間もパチンコには触れておきたい。パチンコ店の従業員には休みがありますが、僕にはありませんからね。
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