先輩2人の引き際を参考に、1月4日の「ダウンタウンDX」は痛手だった…松本人志“活動休止”をテレビマンはどう見ているか

エンタメ 芸能

  • ブックマーク

「まつもtoなかい」はどうする?

「すでにお互いに譲れない状態ですから、どちらが勝っても一審で終わる可能性は低く、和解もありえない。最高裁まで行くとなれば、少なくとも3年はかかるでしょう」

 その間、彼やダウンタウンのレギュラー番組はどうするのだろうか。

「テレビ局と番組によって対応は異なると思います。例えば、日テレには『ダウンタウンDX』と『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』がありますが、『DX』は読売テレビの制作で、最近はコア層の数字が裏の『木10ドラマ』(フジ)に持って行かれて視聴率も良くないそうです。『ガキ使』は深夜放送ですし、大晦日の『笑ってはいけないシリーズ』のために残しているそうですから、『笑ってはいけない』が放送できない今、それほど慌てることはないかもしれません」

 コア視聴率が高い番組ももちろんある。

「TBSの『水曜日のダウンタウン』と『クレイジージャーニー』、フジの『人志松本の酒のツマミになる話』と『まつもtoなかい』は、民放のコア視聴率でトップを争っています。TBSの番組は企画次第でしのげるかもしれませんが、フジの2本は松本さんがいないと始まらない番組です。特に『まつもtoなかい』は中居正広だけでゲストとトークとなれば、『金スマ』(TBS)の出来損ないのようになってしまう。スポンサーの降板すら考えられます」

 さらに、特番にも影響がある。

「今年の『M-1グランプリ』に審査員として登場するとは考えにくい。紳助さんを代役に今から口説いておいたほうがいい。それくらい松本さんの存在は『M-1』にとって大きい。朝日放送は大変だと思いますね」

デイリー新潮編集部

前へ 1 2 次へ

[2/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。