「すぐそばにミサイルが直撃」「一度泣いたら涙が止まらない」 ガザの日本人看護師が証言する“死の恐怖”

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 パレスチナ暫定自治区・ガザ地区におけるイスラエル軍とイスラム原理主義組織ハマスの戦闘は、3カ月を過ぎたいまも終わりが見えない。民間人の死者はおよそ2万人、うち8千人は子どもともいう凄惨(せいさん)な地で、3カ月にわたって医療活動に従事した、日本人看護師が見た現実とは――。

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「ハマスが攻撃を始めた10月7日は、朝6時ごろに爆発音で目が覚めました。ガザでは以前も小規模な衝突や、花火の打ち上げがあったので“そのうち鳴りやむやろ”と、当初は話していたんです」
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