JAL機炎上事故で物議を呼ぶ「ペット問題」、賛成派も反対派も触れない「判断の最優先事項」とは
ペットだって大事な家族
1月2日に発生した海上保安機とJAL機の衝突事故では、JAL機の乗員・乗客379名全員が生還したことから、機長とCAを含む乗務員のプロ意識の高さが賞賛された。その一方、2匹のペットが受託手荷物扱いされ、救出する余裕がなく犠牲となったことが石田ゆり子ら著名人も含む論争になったのである。
ペットは家族の一員ということで、「同伴搭乗を求める声が加速」といったネット記事も登場した。賛成派・反対派の言い分は平行線を辿った。賛成派は「追加料金を払えばいい」「ペットだって大事な家族」「うるさくしないよう育てている」「モノ扱いがそもそもおかしかった。...