「大物議員が責任の押し付け合い」 自民党裏金問題、特捜部が照準を合わせた2議員の名前とは

国内 政治

  • ブックマーク

「自民党派閥パーティー裏金事件」の捜査は2024年1月に通常国会が始まるまでの短期決戦である。前代未聞の捜査体制を敷く東京地検特捜部はそれまでに「安倍派」「二階派」とどう対峙し、大物議員の立件をめぐってどのような攻防が繰り広げられるのか――。

 ***

 23年12月下旬のある日、皇居近くにそびえるパレスホテル東京の前に記者やカメラマンが集まっていた。所属議員99人を誇る自民党の最大派閥、清和政策研究会(安倍派)の「巨額裏金事件」。...

つづきを読む