元テレ東・森香澄アナがバラエティ番組で人気 スタッフが注目する才能とは

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嫌われ芸人にも絶妙のリアクション

 クロちゃん(安田大サーカス)とナダル(コロコロチキチキペッパーズ)の「クロナダル」(テレビ朝日系)でも、いいリアクションを見せた。11月6日と13日放送回は、いつもカラオケで1人寂しく歌っている森アナをクロナダルが盛り上げ、気持ちよくなってもらおうという企画だった。

「気持ちよくなりたいですか?」というクロちゃんの質問に対し、森アナは「そう聞かれるとなんか……」と抵抗を示した。しかし、企画の趣旨を改めてゴリ押しされると「じゃあ、気持ちよくなりたいです」としぶしぶ企画を受け入れる。

 そこでナダルが「一緒に気持ちよくなろうね」と発言すると、「なんか嫌なんだけど!」と不快感をあらわにした。この「受け入れる姿勢」と「突き放す姿勢」のバランスとタイミングが絶妙だった。

現在のバラエティ界を席巻

 クロちゃんが容赦なく接近した際は「すごい近づいてきた……バミリ守ってください、バミリ」と一蹴。この塩対応にクロちゃんとナダルは「バミリ守ってくださいって言われたの初めてなんだけど、これ以上近づくなってこと? けっこう離れてない? コレ」と突き放された感がアリアリだった。

「もうそろそろ気持ちよくなりたい」という森アナが発言すると、クロちゃんは「気持ちよくなりたい?」と返した。違う意味が含まれているようにも思えるフレーズだ。それを瞬時に察知した彼女は、一瞬間を置くと「歌で気持ちよくなりたいです」と失笑した。「仕方ないなぁ」という雰囲気を出しつつ、クロちゃんを否定しなかったのだ。これにはクロちゃんもご満悦の様子だった。

 抜群のリアクション能力で現在のバラエティ界を席巻する森香澄アナ。2024年も注目したい。

上杉純也

デイリー新潮編集部

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