元テレ東・森香澄アナがバラエティ番組で人気 スタッフが注目する才能とは
元テレビ東京アナウンサー・森香澄(28)の快進撃が続いている。2023年4月のフリー転向後は「踊る! さんま御殿!!」(日本テレビ系)や「水曜日のダウンタウン」(TBS系)、「くりぃむナンタラ」(テレビ朝日系)など、人気バラエティ番組に次々とゲスト出演。「たとえあなたを忘れても」(テレビ朝日系)では連ドラレギュラーをゲットし、雑誌では「週刊プレイボーイ」(集英社)などの表紙を飾っている。なぜ森アナは人気があるのか、その理由を考察してみた。
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フリー転向の当日に大成功
フリー転身後に出演した初のバラエティ番組「ネプリーグ」(フジテレビ系)に、現在の快進撃を予感させるエピソードがある。
放送は2023年4月24日だが、実際の収録日は4月1日だ。制作サイドが退社前から出演をオファーした理由は“話題性”だろう。そしてフリーになった当日、この大きな番組でまずまずの結果を残したことは彼女の価値を高めた。
冒頭でネプチューンの堀内健からは「昨日までテレビ東京だったんだよね」と、原田泰造からは「ちゃんと言えば数時間前までテレビ東京ですよね」とツッコまれた。そこで森アナは「そうですね。十何時間前まで」と苦笑まじりで返答した。
また堀内から「最高は何歳違いの人と付き合ったの?」と質問された時は、「17」と即答した。この突然の“ぶっちゃけキャラ”発揮は、かなり大きかったのではないだろうか。余程のことがない限り「NGなし」のタレントというイメージがついたからだ。
そこにアナウンサーらしい聡明さや秀でた容姿、SNSに投稿したカラオケ動画が大バズりするほどの圧倒的な歌唱力が加われば、番組出演の選択肢が増えるだろう。
一般的にフリー転身直後は「目新しさ」という売りがある。森アナの場合はテレ東にわずか4年しか在籍していなかったため、「新鮮味」がより高かった。フリー転身のタイミングも絶好だった。テレ東の顔へと駆け上がる段階で勢いに乗り、魅力が爆発しかかっていた頃だったからだ。
リアクション能力の高さに注目
森アナが最も光っている点は観察力とリアクション能力の高さだ。それが垣間見えたのが11月12日に放送された「有吉クイズ」(テレビ朝日系)だった。
森アナ含む5人の出演者たちは、男女6人のものまね芸人から2組のリアルカップルを当てる難問企画に挑戦した。正解への突破口になったのは、河井ゆずる(アインシュタイン)の「相手に直してほしいところはどこですか?」という質問だ。
各自の回答を聞いた後、森アナは鋭く指摘した。ある男性芸人の回答中、ある女性芸人が「『うん?』みたいな顔になったんですよ。『私のことを言ってるんだ』みたいな感じになった気がする」というのだ。結果、この指摘が1組目の正解を導いた。
同番組のラストで見せたリアクションも絶妙だった。ものまね芸人のReikaが他のレパートリーとして「森さんの顔」と発言した際、森アナは「私?」といった表情で自分を指差したが、森は森でも「森進一」だった。それが判明した瞬間、森アナは「ちょっと嬉しかったのに〜〜」とうまく返した。
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