“卒魚式”で涙する人も “令和のお魚王子”が作った「幼魚水族館」唯一無二の魅力
静岡県駿東郡清水町にある「幼魚水族館」は、魚の子ども=幼魚を展示する世界でも類をみない水族館である。館長を務めるのは、金髪ロングヘアーにセーラー服姿で魚の魅力を伝え、“令和のお魚王子”とも呼ばれる鈴木香里武(かりぶ)さん(31)だ。(全2回の1回目)
2022年7月、複合商業施設サントムーン柿田川内に開館した「幼魚水族館」には、ミナミハコフグやタツノオトシゴ、サクラダイなど、100種類以上の幼魚が展示されている。
「ショッピングモールのフロアの一角にある100坪にも満たない小さな水族館ですが、他の水族館では見られない幼魚に特化した展示を行っています。...