「歌舞伎界から孤立」「客寄せパンダに見えてしまう」 市川團十郎の将来を憂う声が

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 襲名披露巡業開始から1年たっても「千両役者」との評判はとんと聞かない。年末、十三代目市川團十郎白猿(46)は京都・南座で「吉例顔見世興行」に出演したが、大名跡の将来を憂う声も聞こえてくるのだ。

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 昨年11月の歌舞伎座を皮切りに、長男・新之助(10)と親子で歩んだ襲名披露巡業は、京都が年内最後で、来年以降も続く。

 1985年に行われた先代の團十郎公演は「30億円興行」と呼ばれ、昭和の歌舞伎界における最大のイベントだった。...

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