「車の後部座席で1時間以上も…」 立教大学駅伝・上野監督と女子部員の「不適切な関係」の全容【スクープその後】
立教大学・上野監督解任の「全真相」(後編)
第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)に出場する立教大学。今年10月、週刊新潮が上野裕一郎前監督(38)と現役部員との不倫関係を報じると、立教大学は上野氏を解任し、その後、上野氏は現役選手として実業団に加入したことが分かった。改めて騒動を振り返ると――。【前後編の後編】
(以下、「週刊新潮」2023年10月19日号をもとに加筆・修正しました。日付や年齢、肩書などは当時のまま)
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今年、箱根駅伝に55年ぶりの出場を果たした立教大学駅伝チーム。その立役者が若き監督・上野裕一郎氏である。10月14日の予選会に2年連続の出場を懸けるが、その折も折、「週刊新潮」は女子陸上競技部員と不倫関係にあるとの情報をキャッチ。取材を進める中で、立教大学は上野監督の謹慎(のちに解任)を発表したのだ。
各社が詳しく報じていない「不適切な関係」の全容とはーー。
公衆の面前で…
7月12日、立教大学陸上競技部の一部メンバーは、長野県の菅平で合宿を行っていた。この日19時半過ぎ、監督がハンドルを握るワンボックスカーは埼玉・新座キャンパスのグラウンド近くにある駅伝チームの寮を出て関越から上信越自動車道に入り、21時ごろ、群馬県の横川サービスエリアに入った。車から出てきたのは上野監督と、小柄な一回り以上年下の女性。まだ人通りもある時間帯だが、両名は完全に「二人の世界」に没入している。
監督は女性の肩に手を回し、時につつき合ったりしながらフードコートに入ると、食事中に人目をはばからずキスをする場面も。店を出ると監督は後ろから彼女をハグしながら歩く。その時、彼の手は彼女の胸の辺りをしっかりとキープしていた。そのまま車に乗ると長野県へと入り、上田菅平のインターで高速を下りて選手の待つ合宿所へと向かって行ったのだった。
あるいは、予選会までひと月を切った9月21日。この日、21時半を過ぎた頃、前述のワンボックスカーが寮を出た。ハンドルを握るのはやはり監督で、助手席に座るのは例の小柄な女性だ。車は都内に入り、22時過ぎ、郊外のコンビニの駐車場に入る。車から出て店内に入る二人はやはりカップルそのもの。肩を寄せ、腕を組み、体を密着させている。買い物を終え、店から出てきた後は車に戻るが、なぜかその場を動かず、座席に座ったまま、スマホを観ながら談笑を続けた。と、何がきっかけか、助手席に座っていた女性が運転席の監督の前に移り、頭を下げて下半身の辺りに顔を埋めた。笑顔の監督は、女性の後頭部をなでる。「何が起こったのか」。横に停車したタクシーの運転手が気になってのぞき込むほど、その珍妙な時間は1分ほど続き、やがて元の座席に戻った二人の車は発進。近くの集合住宅へ向かう。女性は車を降りると男に手を振って、家族と暮らす部屋へと帰っていったのだ……。
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