「知らんがな!」 “限界説”がささやかれる明石家さんまに直撃すると…価値観のズレについては「当たり前や!」
来年で芸能生活50年を迎える明石家さんま(68)。いまだに多くのレギュラー番組を抱え、「お笑い怪獣」は不滅か、と思いきや近年はトークに“微妙なズレ”が。本人に直接聞いてみると……。。
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「さんまさんの番組の視聴率が落ちているとか出番が減っているとかそういうわけではないんですよね」
と言うのは、お笑い評論家のラリー遠田氏。
「仕切り力は衰えていませんし……。確かに声は昔よりかれたかもしれませんが、聞き取れないとかそういうわけではありません」
しかし、だ。
ラリー氏を驚かせたのは、4年前のある雑誌の「好きな芸人・嫌いな芸人」ランキング。これまで「好きな」ランキングの常連だったさんまが、「嫌いな」で1位となったのだ。
「これは今までではあり得なかったことですよね」
「恋愛や結婚に関して今の時代にそぐわない考え」
確かにここ数年、さんまのバラエティー等での発言が騒ぎになることは少なくない。
例えば、「ホンマでっか!?TV」で共演していた加藤綾子アナを前に、「付き合いたいし、抱きたい」。徳光和夫がさんまの若さを評価して「まだAKBの一人や二人妊娠させられる」と言って炎上したことに対し、「昔は大丈夫だった」といった具合だ。
「たぶん世代感覚の差が出たんだと思います。さんまさんは、恋愛や結婚のことに関しては今の時代にそぐわない古い考えを持っていたり、女性の容姿をいじるような発言をすることもあります。若い世代を中心に、そういう部分に違和感を持っている人が増えているのかもしれません」
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