スシロー「ペロペロ少年」、「側溝男」、中日「米騒動」…流行語大賞にはノミネートされない「2023年バカニュース」ベスト10

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令和の米騒動

(7)クマ駆除へのクレーム相次ぐ

 これはすごく批判されるのが怖いのでサラリと書きます。2023年はクマによる人間への被害が例年と比較し、すさまじく多かったです。すると、秋田県を筆頭とする県の自治体に対して「かわいいクマを殺すのか!」「この人でなし!」などと抗議の電話やメールが殺到。

 あなたたち、自分の町内をクマが闊歩していても同じこと言えますか? かなり怖いですよ、クマ。

(8)中日ドラゴンズ「米騒動」
 2023年シーズン、セ・リーグ最下位の中日ドラゴンズ。立浪和義監督への批判も相次ぎ、不可解とも評された京田陽太選手のトレードも含め、なにかと批判を浴びるセ・リーグ球団的ポジションになった。

 そんなドラゴンズに今年降って湧いてきたのが「令和の米騒動」。立浪監督が試合前に炊飯ジャーの使用を禁止したというものだ。試合前に食べ過ぎてはいけないという措置だったが、「米騒動」と話題に。「立浪監督が選手に白米を食べるのを禁止と命令した」と曲解する書き込みもネットにはあった。

 これに対し、12月12日にオンエアされた「Dra fes 4DAYS」(東海ラジオ)では真相が大西崇之コーチにより明かされた。これによると、端的にまとめると 「ジャーからドッカーンと取る選手がいてこれは食べ過ぎである、と考えた。おにぎりは置き、適正量を食べてもらいたいと考えたこと」とのこと。

「米騒動」というキャッチーな言葉がウケまくったということなのかもしれない。

いつ報告するのか

(9)エッフェル姉さん、「私はいじめられてる……」。今井絵理子は成果出さず
 自民党女性局が7月、パリへの視察を行ったが、この際、参議院議員で女性局長の松川るい氏がエッフェル塔を前に両腕を高く上げて「エッフェル塔ポーズ」を取りSNSに投稿。以後「エッフェル姉さん」と呼ばれるようになった。

 円安の中、もはや庶民はパリ旅行に行くことは困難な中、「上級国民」がパリを「視察」という名目の観光旅行的なことをしていたことが批判のやり玉に。松川氏はこの写真を削除したが、娘も連れて行った上に大使館員に面倒を見させたことが後に明らかに。

 上級国民様と下級国民の間の格差をまざまざと見せつけるこの写真には批判が殺到した。後に松川氏はSmartFlashから『松川るい議員、女性局長辞任へ…「私はいじめられている」と嘆くも“後見人”茂木幹事長が引導渡す』という記事を出されるなど、被害者としての意識もあったようだ。

 この「視察」に参加した今井絵理子氏は無駄な外遊ではないことを示すべく、SNSで「さきの訪越、この度の訪仏はとても実りあるものでした。これからも様々な国の方々との交流を積極的に行っていきたいと思います。また追って活動報告します!!」と述べていたが、いつ報告するんだよ~。

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