「冬のソナタ」から20年…48歳「チェ・ジウ」の今 7年ぶりに映画復帰で意外な反応
韓流の原点
本格復帰するや否や、あっという間に人気を取り戻したわけだ。なぜチェ・ジウは、それほど韓国国民に愛されているのだろうか。
「『冬のソナタ』が日本でも大ヒットしたことで、彼女は『日本人の心も掴んだ女優』と高く評価され、この時点で頭一つ抜きんでた存在になりました。また、44歳の時に第一子となる女の子を出産しました。いわゆる高齢出産と言っていいでしょう。彼女がどんな母親なのか、ほかの女優さんより高い関心を集めていますし、仕事と子育てを両立させていることも評価されています。そして何より、『冬のソナタ』で見せた美しさを今も維持していることが人気の理由でしょう。韓国の芸能メディアが“姫”と賛辞を送るのも納得です」（同・関係者）
日本では「冬のソナタ20周年」が話題になったが、韓国ではそれほど盛り上がらなかったという。
「日本とは違い、韓国には『昔のテレビドラマを懐かしく振り返る』ことがあまりありません。常に『次に面白いドラマ、映画は何だ？』と求め続ける傾向があります。しかし12月に入り、韓国でも『冬のソナタが韓流ブームの原点』という評論や記事が散見されるようになりました。今、K-POPではIVE（アイヴ）やLE SSERAFIM（ル・セラフィム）といった第4世代の女性アイドルグループが人気です。12月9日にはKBSの人気番組『MUSIC BANK』が埼玉のベルーナドーム（西武ドーム）でライブを開き、20組以上のK-POPアーティストが出演し、大勢の日本のファンが駆け付けました。こうした動きを紹介し、『日本でもK-POPが席巻しているが、その原点は冬のソナタ』と指摘しています」（同・関係者）
後編はペ・ヨンジュンの30年を振り返る。「芸能界から完全引退したペ・ヨンジュンの近況 金融資産は100億円、報じられた”常夏の滞在先”とは」へつづく。
