藤井貴彦アナ卒業で「news every.」の今後 鈴江アナとダブルメインキャスター「モリスケ」の立ち位置

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2人に意外な共通点

《私の人生における最高順位はエアギターでの日本7位。最終予選にロケでたまたま取材に行ったら優勝して、まさかのサマソニでジャパンファイナル出場。あれが俺の人生のハイライト。なお、人生での最高役職はマンションの副理事長。だれかの心の1位になりたい。》(18年8月21日)

 来年4月からは晴れて「every」のメインキャスターである。一方の鈴江アナは、これまでも「every」木・金曜の第1部(15:50~16:53)のメインを担当してきた。

「03年の入社以来、日テレの将来のエースと目されてキャリアを積んできました。ミス慶応という華々しい経歴の持ち主ですが、決して偉ぶることはなく、私生活でも08年に早々と結婚して2児の母。子育てもあって仕事をセーブしてきましたが、ここで実力を発揮すれば日本一にキャスターになれるかもしれません」

 そうはいっても、藤井アナの後任なら、やはり男性の森アナということになるのでは?

「モリスケがメインでないほうがいいと思います。彼は鈴江アナを支え続ければいい。かつて名演出家に言われた名言を思い出します。『主婦向け番組の男のMCなんて、頼りなく情けない亭主風がいい。岸部シローを見よ!』と。『アッコにおまかせ!』(TBS)だって、隣にいるのは峰竜太です。『every』は平日夕方の放送なので、視聴者は在宅主婦層がほとんどですから」

 藤井アナの人気が、例外的だったということか。

「意外にこのコンビ、共通点もありそうです。モリスケはエアギター7位に加え08年には大銀座落語祭にトリで出演して落語を披露し、春風亭小朝師匠に『若手の演芸コンクールでも優勝する力がある』とまで絶賛されました。鈴江アナも日テレが開局55周年を迎えた08年に、夏目三久アナ、葉山エレーヌアナと女子アナユニット“go!go!ガールズ”を組んで話題になったこともあります。2人とも気持ちのいい出たがりですから」

デイリー新潮編集部

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