石井亮次アナは5本の年末年始特番に出演 多忙な日々でも「全く疲れない」という秘訣を語る

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いい空気を吸わせていただいている

 4月からはTBS「日立 世界・ふしぎ発見!」(土曜午後9時、来年3月終了)の2代目司会者を務めている。しかし、37年初代司会者だった草野仁氏(79)がクイズ部分をナビゲートする「クイズマスター」の立場で続投したため、「石井アナがやりづらいのではないか」と一部で伝えられた。実際、どうなのだろう。

「とんでもありませんよ。大変よくしていただいています。この番組では右隣に草野さんがいて、左隣に解答者の黒柳徹子さんがいる。僕は日本を代表する男女の司会者に挟まれているわけで、いわばパワースポットにいるんですよ。席に座っているだけで、いい空気を吸わせていただいているような気分になります。やりにくいなんて一切ありません。隣でしゃべらせてもらうだけでアナとして幸せです」

 あまり本人は意識していないようだが、どこまでも仕事第一の人なのだ。

「ゴゴスマ」の新年の放送は1月3日から。30分拡大の特別編で1時半から始まり、レギュラーコメンテーターが勢揃いする。視聴者の数が多い三が日から情報番組を放送するのはTBS系列の期待の表れ。今年の放送は4日からだった。

「今年は個性的な占いをやりました。干支は12で血液型は4種類ですから、全部で48通り。この運勢をランキング化したんです。お陰様で好評でした」

 確かに視聴率は良かった。個人3.5%(世帯6.5%)で、午後2時台の番組でトップだった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 来年は辰年。体のケアの効果もあり、石井アナは登り竜となるか。

石井亮次(いしい・りょうじ)
1977年3月27日、大阪府東大阪市生まれ。同志社大学文学部卒業後の2000年にCBC入社。2005年度にはTBS系列局の優秀アナウンサーに贈られる「アノンシスト賞」を受賞した。2013年に「ゴゴスマ」が始まると、MCに。2020年4月からフリー。現在のレギュラーは「ゴゴスマ」、「日立 世界・ふしぎ発見!」、CBC「太田×石井のデララバ」(水曜午後7時)、関西テレビ「LIVEコネクト!(土曜午前11時20分)、テレビ大阪「もしものマネー道 もしマネ」(日曜午後2時)、MBSラジオ「石井亮次と福島暢啓のフダンギダンギ。」(隔月、午後8時)。

高堀冬彦(たかほり・ふゆひこ)
放送コラムニスト、ジャーナリスト。放送批評懇談会出版編集委員。1990年にスポーツニッポン新聞社に入社し、放送担当記者、専門委員。2015年に毎日新聞出版社に入社し、サンデー毎日編集次長。2019年に独立。

デイリー新潮編集部

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