石井亮次アナは5本の年末年始特番に出演 多忙な日々でも「全く疲れない」という秘訣を語る
TBS系・中部日本放送(CBC、愛知県)制作の「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜午後1時55分)でMCを務めるフリーの石井亮次アナウンサー(46)が、5本の年末年始特番に登場する。CBCを退職してから4年目にして年末年始の顔の1人となる。石井アナに話を聞いた【高堀冬彦/放送コラムニスト、ジャーナリスト】
【写真】「ってどんな写真だよ」戦艦をバックにハンサム顔、落語家と変顔…石井アナは豊かすぎる表情も魅力的
スケジュールが許す限り全部やる
年末年始特番への出演本数の多さは人気の表れでもある。石井亮次アナはさぞ嬉々としているだろうと思ったが、いつもと変わらず、ちょっと微笑みながら、「年末年始のどさくさ紛れに出させていただくといった感じですよ(笑)」と控えめに語った。
「ただ、年末年始特番は『チャレンジ番組』的な一面もありますので、これがレギュラー番組に繋がってくれたらうれしいとは思っています。アナとしての野心はありますから(笑)」(石井アナ、以下同)
「ゴゴスマ」のMCになってから10年半。フリーになって3年半が過ぎた。46歳の働き盛りということもあり、仕事には積極的だ。
「『この番組、どうですか』と誘われたら、スケジュールが許す限り、全部やらせていただきます」
一方で先輩フリーアナ・宮根誠司氏(60)がMCの日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(大阪の読売テレビ制作、平日午後1時55分)と「ゴゴスマ」は激しい視聴率争いを連日繰り広げている。神経が休まることがないのではないか。
「いえいえ。勝った負けたも大事なのですが、綺麗事ではなくて、『みなさんにお昼にはテレビを観ていただきたい!』という気持ちのほうが強いですね」
多忙でも疲れない理由は「瞑想」
年末年始特番は東京・新大久保のコリアンタウンを特集するフジテレビ「知って得する!1番かぶり」(12月23日)、さまざまな業界の不満を集めた同「サンド石井のスッキリ!ギョーカイ愚痴り話」(同29日)、同業者がライバル社を讃えるテレビ東京「同業者ほめ愛カンパニー」(同日)、関西の変化を伝える毎日放送(MBS、大阪府)「お正月よんチャンTV」(元日)、家族の物語を描く同「家族愛が爆発だ!」(1月2日)と、幅広い。
「領域の新規開拓をしたいという思いも持っています」
これらの年末年始特番の収録は東京が3本で大阪が2本。「ゴゴスマ」は愛知県名古屋市のCBCから2時間の生放送。ほかにレギュラーが名古屋で1本、東京で1本、大阪で2本、同じく大阪でのラジオが1本ある。疲れないのか?
「これが全く疲れないんですよ。あるルーチンのお陰だと思っています。東京での収録の場合、住んでいる名古屋からの移動は新幹線で1時間半あります。この間に車内で30分間、イヤホンで音楽を聴きながら瞑想するんです。すると大抵は途中で寝ます。30分が経ち、目が覚めると、『新しい1日が始まるぞ』という気分になるんですよ。これをやると、不思議と疲れない。1時間かけて大阪に移動する時も同じことをするんですが、やっぱり疲れません」
石井アナの体のケア術には定評がある。「ゴゴスマ」を含め、番組内で決して声を荒らげないのはケア術が効いているせいでもあるとされている。事実、人間は疲れが取れていないと不機嫌になりがちだ。
[1/3ページ]