裏金問題で“大臣更迭”の折も折、「西村康稔」前経産相にまたもや“架空パーティー”疑惑 本人を直撃

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現れたのはご本人

 ところが、

「12月8日に行われた“架空パーティー”の模様を『週刊文春』が報じると、ネットを中心に大炎上。“キックバックに続いてパワーワードきた”“(パー券疑惑が騒がれている)この最中にやる?”などと、西村氏に対する批判の声が多数上がりました」(社会部デスク)

 無論、架空パーティーが事実だとすれば、政治資金規正法上問題になる可能性もある。ところが当のご本人はネットでの批判も法的な問題の指摘も、どこ吹く風だったようで……。12月21日(木)の12時から、永田町にほど近いビルの会議室でまたしても“架空パーティー”を執り行うという情報がもたらされたのである。

 記者が半信半疑のまま、会場となるビルに急行したのは当日の12時30分を過ぎた頃。会場となっているビルの会議室の前には受付こそあるものの、西村氏のパーティーとわかる看板等はなかった。“流石にこのタイミングで開催はないだろう”と諦め、記者が踵を返そうとしたその時だった。閉じられた会議室の扉が開き、現れたのは西村康稔衆院議員、その人――。

 以下、記者と西村氏の一問一答である。

――今回のパーティーは、報じられている架空パーティーでしょうか。

西村前経産相(以下西村氏) …。

――派閥パーティーのパー券問題の捜査中に個人のパーティーを開いたことについて、見解を。

西村氏 …。

――キックバック問題について一言だけでも。

西村氏  …。

 無言のまま車に乗り込み、会場を後にしたのだった――。

 同日、事務所に質問書を送るも、期限までに回答は返って来なかった。

デイリー新潮編集部

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