安すぎる「熊出動手当て」に猟友会員が悲鳴 「費用含めたらほぼボランティア」「命張ってるのに人を舐めてる」

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 年間を通して「熊」の話題が取り上げられ、悲しき被害や、あるいは駆除に成功した事例の記事をよく目にする。その一方で、実際に“熊対応”を強いられる人々の事情に耳を傾けてみると……。

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「さすがに“やってられるか”と思わざるを得ませんよ」

 そう話すのは、長野県内で熊の出没対応にあたっている猟友会員である。

「私の住む地域では、熊が罠にかかった際などに自治体から連絡が入り、猟友会員でその対応にあたることになっています。ですが、今年の熊の出没数は異常なほど多く、例年の4、5倍くらいのペースで対応を強いられているんです。...

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