コロナ後の街づくりには何が求められているか――大松 敦(日建設計社長)【佐藤優の頂上対決】

  • ブックマーク

さいたま新都心や東京駅八重洲口、そして渋谷駅など、都市中心部の駅周辺一体開発に定評のある日建設計。だがコロナ禍で会社の地方移転やリモートワークの定着などが進み、都心のビルやターミナル駅の役割は変わりつつある。今後、都市はどうなっていくのか。これからの都市と建物のデザインを考える。

 ***

佐藤 私は鈴木宗男事件に連座して逮捕され、東京拘置所に512日間勾留されました。釈放された後は埼玉県与野の母の元に身を寄せたのですが、当時は毎日、そこから歩いてさいたま新都心まで行き、けやきひろばのスターバックスコーヒーで本を読んでいました。...

つづきを読む