大谷翔平の巨額契約「1015億円」のわずか“3分の1”…スポーツ国家予算「359億円」で“後進国”になり下がった日本の現実
とても足りる額ではない
『7年総額700億ドル(約1015億円)で契約』の第一報から『世界で1億人以上が見た、ドジャース入団会見』まで、この数日間は「大谷翔平巨額契約」のニュースで日本列島はお祭り騒ぎだった。暗いニュースばかりの社会にあって、「大谷だけは明るい話題だよね」と語り合う声が人々を陽気にさせているが、スポーツライターの私には大谷の話題も「ひと皮むけば悲惨な日本の状況をあぶり出す空しい出来事」に思え、大騒ぎする気になれない。
みなさんは、日本スポーツの国家予算がいくらかご存知だろうか?
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