川崎フロンターレ・鬼木達監督、ようやく日本代表監督候補に? 実力があるのに冷遇されてきた理由とは?
「ある意味で初の優勝」
ところで同年10月、日本代表はW杯アジア最終予選で1勝2敗と負け越し、森保監督解任説が流れた。
「当時、森保氏に代わる日本人指導者といえばJリーグで圧倒的な成績を挙げていた鬼木監督が最有力となるべきですが、そうはなりませんでした。『鬼木監督が川崎を強くしたわけではない』という意見が強かったからです」
昨年は惜しくもリーグ2位で、鬼木監督は初めて“無冠”を経験。「退任も考えた」というが、7年目の今季、見事に2度目の天皇杯を射止めた。
「今回は『誰のおかげ』とも言われない、ある意味で鬼木監督にとって初の優勝。名実ともに“ポスト森保”の候補にも躍り出ました」
鬼木達、お見知りおきを。