中田翔(34)「リーダー懐柔」で“生涯中日”は波乱含み 大野雄、柳…“FA流出ドミノ”と紙一重のワケ

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大野雄、柳は争奪戦必至

 来オフは、既に海外フリーエージェント(FA)権を保持している大野雄が複数年契約を終了する。柳は順調なら25年オフには国内FAとなる。投高打低のままでチームが低迷を抜け出せないとなれば、エース級が立て続けに流出する可能性は否めない。

「大野雄は今オフのFA市場でも人気を集めた左腕です。故障を再発しなければ、あと数年はローテーションに計算できます。柳もこのままの力を維持してFAになるなら、確実に複数球団が獲りにいくでしょう」(在京球団編成担当)

 中田がチームメートになったことを受け、涌井は「僕の食費の負担も減るので」と冗談めかし、移籍1年目の今季は単独で見ていた後輩の面倒を分担できると歓迎した。しかし、中田に切実に求められることとは、高年俸に見合った打棒であることは言うまでもない。

デイリー新潮編集部

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