中田翔(34)「リーダー懐柔」で“生涯中日”は波乱含み 大野雄、柳…“FA流出ドミノ”と紙一重のワケ
渡り鳥の処世術
プロ野球巨人との2025年までの3年契約を途中破棄していた中田翔内野手(34)の中日入団が発表された。巨人の来季構想では一塁のレギュラーではなかったため出場機会を求め、契約を途中で破棄した。これが日本ハムを含めプロ3球団目の所属となる。
広島で生まれ育ち、大阪桐蔭高に進学した。立浪和義監督(54)とは13年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でコーチと選手の間柄だったが、名古屋には縁もゆかりもない。さしもの“大将”も処世術を駆使するしかなかったようで、入団が決まると早速、選手会長を務める柳裕也投手(29)と接触を図った。...